第1条(基本方針)
当社は、AIを「人間の判断を代替するもの」ではなく、「人間の判断と実務経験を拡張するための業務基盤」と位置づけています。この前提のもと、生成AIツールを業務に活用するにあたり、以下の基本方針を堅持します。
(1)透明性:何にAIを使い、何を人間が判断しているかを、サービス提供上必要な範囲で可能な限り開示します。
(2)安全性:お客様の個人情報・機密情報を保護する仕組みを優先します。
(3)品質責任:AIを利用して作成した成果物については、当社が人間による確認および品質管理を行います。個別契約に基づきお客様に提供する成果物に関する法的責任の範囲は、当該契約書の定めによります。
(4)継続的見直し:AI技術の進化に応じて、利用方針・ガバナンスを継続的に見直します。
(5)言行一致:当社がクライアントに提案することは、当社自身が実証したことを中心とします。
第2条(当社が活用するAIツール一覧)
当社が業務に活用する主なAIツール・関連サービスは以下のとおりです。実際の利用にあたっては、各ツールの法人向けプラン・API・または同等の管理設定が可能なサービスを選定し、入力データがモデルの学習・改善に利用されない設定で運用することを原則としています。
(1)現在、業務で恒常的に利用しているツール
大規模言語モデル(LLM):
- Claude(Anthropic, PBC・米国)
- ChatGPT(OpenAI, L.L.C.・米国)
- Gemini(Google, L.L.C.・米国)
業務基盤・CRM:
- Google Workspace(Google LLC・米国)
- HubSpot(HubSpot, Inc.・米国)
- Notion(Notion Labs, Inc.・米国)
Webサイト・デザイン:
- Webflow(Webflow, Inc.・米国)
- Figma(Figma, Inc.・米国)
- Canva(Canva Pty Ltd・オーストラリア)
自動化:
- Google Apps Script(Google LLC・米国)
- n8n(n8n GmbH・ドイツ)
(2)案件内容に応じて利用する可能性があるツール
リサーチ・分析系:
- Perplexity(Perplexity AI, Inc.・米国)
- Make(Celonis SE・ドイツ)
開発・コーディング支援:
- Cursor(Anysphere, Inc.・米国)
- Claude Code(Anthropic, PBC・米国)
- GitHub Copilot(GitHub, Inc.・米国)
画像・動画・音声生成:
- Midjourney(Midjourney, Inc.・米国)
- Runway(Runway AI, Inc.・米国)
- ElevenLabs(ElevenLabs Inc.・米国)
(3)今後導入を検討するツール
AI技術の進化に応じて、新しいツールの導入を継続的に検討しています。新規導入時には、本ポリシーの一覧を更新します。
利用するAIツールは、技術の進化に応じて随時見直されます。最新の利用状況は本ページにて更新します。
第3条(AIに任せる業務と人間が判断する業務の区分)
当社は、AIに任せる業務と人間が判断する業務を明確に区分しています。
(1)AIに任せる業務(人間レビュー付き)
- 初稿の文章生成(コンテンツ・レポート・提案書等)
- データの要約・整理・分類
- 翻訳・校正・スタイル統一
- リサーチ・情報収集
- 画像・グラフィック素材の生成
- コード生成・自動化スクリプトの作成
- 反復作業の自動化
(2)人間が必ず判断する業務
- お客様への戦略提案・経営判断に関する助言
- 財務分析の結論・投資判断の根拠
- お客様情報・機密情報を含む成果物の最終確認
- 契約の締結・重要事項の決定
- お客様とのコミュニケーション(重要事項)
- AIが生成した成果物の事実確認・品質確認
- ガバナンス・コンプライアンスに関する判断
- 撤退ラインの設定・経営リスクの評価
AIの活用は業務効率の向上に寄与しますが、専門的な判断と品質管理は当社の人間が担います。この区分は、当社が品質管理を行ううえでの基本的な原則です。
第4条(お客様情報・機密情報の取り扱いルール)
当社は、AIツールの利用にあたり、原則としてお客様の個人情報・機密情報を保護するため、以下の方針に従って取り扱います。但し、個別契約においてお客様の指示または同意がある場合を除きます。
(1)お客様の個人情報・機密情報を、識別可能な形でAIツールに直接入力することはありません。
(2)AIツールへ入力する情報については、個人および組織を識別できないよう、必要に応じて以下の処理を行った上で利用します。
・匿名化(氏名・会社名・固有名詞等の置換)
・要約化(具体的な数字・固有情報を一般化)
・マスキング(機密性の高い情報の隠蔽)
・サニタイズ(個人情報・財務情報等の除去)
(3)当社は、AIツールを業務に利用する場合、原則として、入力データがモデルの学習・改善に利用されない法人向けプラン・API・または同等の管理設定が可能なサービスを選定します。
(4)お客様との秘密保持契約(NDA)に基づき取得した情報は、AIツールへの入力にあたって特に慎重な取り扱いを行います。
(5)AIツールの仕様・規約・設定は変更される場合があるため、当社は利用時点における各サービスの条件を確認し、適切な利用管理を行います。
第5条(AI生成物の品質管理)
当社は、AIツールを利用して作成した成果物について、その性質および用途に応じ、以下の品質管理プロセスを実施します。
(1)事実確認(ファクトチェック):AIが生成した情報・数字・引用について、信頼できる情報源を確認します。
(2)文脈確認:AIが生成した内容が、お客様の状況・業界・課題に即しているかを確認します。
(3)品質確認:文章の論理性・専門性・適切性を人間が確認します。
(4)編集・修正:必要に応じて、人間が編集・追記・修正を行います。
(5)最終承認:お客様への提出前に、責任者が最終承認を行います。
これらのプロセスを経た上で、お客様に成果物を提供します。AIの利用を理由として品質基準を緩めることはありません。なお、個別契約に基づきお客様に提供する成果物に関する法的責任の範囲は、当該契約書の定めによります。
第6条(著作権・知的財産の取り扱い)
(1)AI生成物の取り扱い:AIツールを利用して生成された成果物について、当社は各AIサービスの利用規約に従い取り扱います。お客様に提供する成果物については、想定される用途に必要な利用権を有していることを、提供前に合理的な範囲で確認します。
(2)お客様の知的財産の保護:当社は、お客様から提供された情報・資料・知的財産について、AIツールへの入力により第三者の権利が侵害されないよう、十分な注意を払います。
(3)第三者の権利への配慮:AIが生成した成果物について、その性質および用途に応じ、第三者の著作権・商標権・肖像権等の侵害の有無を合理的な範囲で確認します。第三者の権利侵害の懸念が生じた場合は、事実関係を確認のうえ、適切な対応を行います。
第7条(AIガバナンスフレームワーク)
当社は、以下の国内外のガイドライン・リスク管理フレームワークを参照し、AIツールの安全な利用・適切なガバナンス・継続的なリスク管理に努めています。
(1)日本国内: 経済産業省・総務省「AI事業者ガイドライン」 / 個人情報保護法・個人情報保護委員会のガイドライン
(2)国際基準: OWASP Top 10 for LLM Applications / NIST AI Risk Management Framework / NIST Generative AI Profile
これらは当社のガバナンスおよびリスク管理の参考とするものであり、各フレームワークのすべての要件への適合を認証または表明するものではありません。
第8条(AI利用に関するインシデント対応)
当社は、AIツールの利用に関連して重大な事象または懸念が生じた場合、事案の内容に応じ、遅滞なく対応します。対応には以下が含まれることがあります。
(1)情報漏洩の懸念が生じた場合: 事実関係の調査、必要に応じた本人通知および関係機関への報告、再発防止策の検討と実施
(2)AI生成物の品質に問題が生じた場合: 問題の特定と原因分析、お客様への速やかな報告と対応、成果物の修正・再提供
(3)AIツール提供事業者側でサービス変更・障害が発生した場合: 代替手段の検討と実施、お客様への影響評価と必要に応じた通知
詳細な対応フローについては、当社プライバシーポリシー第16条(漏洩等発生時の対応)もご参照ください。
第9条(クライアントへのAI活用支援)
当社は、自社で実証したAI活用メソッドをクライアントに提供しています。
(1)Package :AI内製化・P&L診断 — 外注費・AI活用余地・ガバナンスリスクを数字化します。
(2)Package 1-2:AIセキュリティ・ガバナンス診断 — AIを安全に使うためのガバナンスフレームワークを設計します。
(3)Package 2~5:戦略設計・実装・自動化 — AI活用を前提としたマーケティング体制を構築します。
(4)Package 6:Optimize — 外部CMO・CAIOとして月次でAI活用の精度向上を支援します。
当社がクライアントに提案することは、当社自身が実証したことを中心としています。このWebサイト自体が、その実証の一例です。
第10条(本ポリシーの変更)
当社は、AI技術の進化・法令の改正・利用ツールの変更・社会情勢の変化等に応じて、本ポリシーを変更することがあります。
変更後のポリシーは、当社Webサイトに掲載した時点から効力を生じます。重要な変更がある場合は、Webサイト上で適切な方法により告知します。
利用するAIツールの追加・変更があった場合は、第2条の一覧を更新します。
第11条(関連ポリシーとの関係)
本ポリシーは、当社のプライバシーポリシー・Cookieポリシーを補完するものです。
(1)個人情報の取り扱い: プライバシーポリシー第8条(AIツール利用に関する取り扱い)を併せてご参照ください。
(2)Cookie・トラッキング技術: Cookieポリシーをご参照ください。
(3)法人情報・営業秘密の取り扱い: プライバシーポリシー第17条(法人情報・営業秘密の取り扱い)および別途締結する秘密保持契約(NDA)・業務委託契約をご参照ください。
第12条(お問い合わせ窓口)
本AI透明性ポリシーに関するお問い合わせ・ご質問は、以下までご連絡ください。
AI活用に関するご相談・診断のご依頼については、当社Webサイトのお問い合わせフォームまたは無料相談予約をご利用ください。
ジャパンコンサルティング株式会社
代表取締役:佐藤亘
メールアドレス:info@j-consulting.co.jp
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
受付時間:平日 9:00~18:00(土日祝・年末年始を除く)
附則
本AI透明性ポリシーは、2026年5月20日から施行します。
本AI透明性ポリシーは、2026年7月31日に改定し、同日から施行します。
制定日: 2026年5月20日
最終改定日: 2026年7月31日
