| イギリス市場規模
イギリスのB2C(eコマース)市場は欧州で第一位で、中国・アメリカに続いて、世界第3位の規模を誇っています。モバイル端末を使用する買い物客もイギリスでは増え続けていて、2015年にUS$280億ドル以上の売り上げを達成しています。
| イギリス基本情報
・グローバルeコマースランキング:世界第3位
・2015年EC取引流通額:1744億ドル
・人口:6,500万人
・15才以上の人口:5360万人
・都市部の人口:82%
・GDP:2.9兆ドル(世界第5位)
・GDPに占めるイーコーマスのシェア :6.12%
・平均的な世帯収入:60,778ドル(43,679ポンド)
・平均年齢:40.0歳
・言語:英語(97%)、スコットランド語(2%)、ウェールズ語(1%)
・起業しやすい国の世界ランキング:6位
| インターネット事情
・インターネット利用者人口:4980万人(93%)
・スマートフォン普及率 世界ランキング:7位(68%)
・EC(イーコマス)を通じて商品購入経験者:4340万人(81%)
・Facebookの利用者人数 :3900万人
| 小売店の動向
イギリスは、ヨーロッパのB2C(eコマース)市場の拡大をリードしており、国境を越えて、海外の買い物客が買い物をする主要国の一つに急速に変化しました。
また小売り業者は急速に成長しつつあるモバイル端末経由うの販売について注目をしております。例えば、PayPalは、イギリスにおけるオンライン取引の59%がモバイル端末を利用して行われていると報告しています。
言語が英語で統一性があり、国土面接が比較的狭いことは、合理的で迅速な物流網、商品発送センターが機能するに適しております。
| イギリスのEC(イーコマース)市場の展望
2018年までに、イギリスのB2C(eコマース)の売上規模は、総額約US$1140億ドル、すなわち、イギリス全体の小売売上高の18%に達すると予測されています。
昨年、イギリスは約4,000万人のオンラインで買い物する人がおりましたが、2018年末までに4,300万人を超えると予想されています。
| 越境EC取引(Cross Boarder)動向
イギリスのオンライン買い物客普及率は西ヨーロッパで最も高く(2015年には86%)、昨年はこれらのオンライン買い物客のうち36%のみが海外で買い物をしました。
しかし、海外との取引高は2016年に約50%に増加すると予想されています。世界中の買い物客、特に米国(国境を越えた購入の21%)と中国(15%)からの消費者はイギリスの製品を求めています。
イギリスのオンライン買い物客の約23%が昨年は少なくとも1回はオンラインで食料品を購入しました。こういった数字はこの特異な業界に合わせて、商品配送業務がさらに効率化されていくことで、増加すると予想されます。
オンライン食料雑貨品の販売は、eコマース市場の約12%(または120億ドル)を占め、第3位は電子製品および衣料品だけでした。 市場は2020年までに280億ドルに達すると予測されています。
| その他、決済方法・関税等
決済の方法に関しましては、オンラインの売上の約75%がデビットカードとクレジットカードで支払われます。 PayPalなどのオンラインウォレットも人気があり、購入量の若干20%を占めています。
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