【ドイツ編】越境EC・海外販売でドイツに売るために知っておくべきこと

| ドイツ市場規模

ヨーロッパで2番目に人口の多い国であるドイツは、eコマース市場が大きく、独自の決済方法を支援しています。
2015年には、eコマース取引の全売上高の32%がモバイル端末を利用する買い物客からのものであり、売上の16%はタブレットから、16%はスマートフォンからのものでした。

| ドイツ基本情報

・グローバルeコマースランキング:世界第5位
・2015年EC取引流通額:620億ドル(12%)
・人口:8,100万人
・15才以上の人口:7,070万人
・都市部の人口:75%
・GDP:3.3兆ドル(4位)
・GDPに占めるイーコーマスのシェア :1.97%
・平均的な世帯の収入:49,000ドル(43,847ユーロ)
・平均年齢:44歳
・言語:ドイツ語(95%)、フランス語(3%)、英語(2%)
・起業しやすい国の世界ランキング:15位

| インターネット事情

・インターネット利用者人口:6,300万人 (89%)
・スマートフォン普及率 世界ランキング:11位(60%)
・EC(イーコマス)を通じて商品購入経験者:5,160万人 (73%)
・Facebookの利用者人数 :3,100万人

| 小売店の動向

ヨーロッパで3番目に大きなeコマース市場であり、ユーラシア大陸で2番目に人口の多い国であるドイツは、欧州市場を活用しようとする小売業者にとって、ターゲット顧客が豊富なマーケットです。商品発送センターは十分に発達しており、買い物客は可処分所得が多く、しかも増加しつつあります(年間平均世帯当たり約31,000ドルまたは27,700ユーロ)。

| ドイツのEC(イーコマース)市場の展望

2018年までにeコマースの売上高は34%増加し、総市場は約830億ドルになると予測されています。ドイツは世界のトップ5のオンライン買い物客人口のうち、4,700万人のオンライン買い物客を輩出し、2018年には4,900万人に成長すると予測されています。
2015年には、消費者は、第4四半期の休暇シーズンにオンラインで130億ドルを費やし、前年より2桁成長し、休暇の売上の27%を占めました。

| 越境EC取引(Cross Boarder)動向

海外での買い物を考えているドイツ人は、主に英国、米国、フランスで商品を探しています。海外で買う理由として、商品の選択肢が増えることを挙げています。

ドイツは欧州諸国では買い物先として人気がある方で、とりわけイタリア(ドイツからのオンライン買い物客の23%)、スペイン(17%)、スウェーデン(15%)などで人気です。

未払い請求書を送付する方法をとることによって、商品が手元に届いてから、買い物客は買った商品の販売者に直接対価を払うようになっています。

| その他、決済方法・関税等

ドイツ人の決済方法に関して、SEPA口座振替、SOFORT/Giropayなどのクレジットカード以外の決済方法が、支払いの51%を占めますが、クレジットカード(24%)と請求書(15%)となっております。
注目すべきeコマースの特徴としては決済タイプが挙げられます。未処理の請求書と口座引き落としによる決済方法は、ドイツが他の先進国と比較していまだに保守的な流通市場であることを示しています。

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