【フランス編】越境EC・海外販売でフランスに売るために知っておくべきこと

| フランス市場規模

低成長率ではありますが、安定した経済成長を維持しているフランス市場です。特にファッション・アパレル関連の商品に関しては旺盛な購買意欲を持っております。2015年のヨーロッパのB2C E-coomerce市場では第二位の市場規模を誇っております。フランスの場合、5件に1件の割合で、オンラインでの買い物はモバイル端末を使用して行われており、モバイル端末による取引は昨年で100億ドル近くまできています。

| フランス基本情報

・グローバルeコマースランク:世界第6位
・2015年EC取引流通額:420億ドル(世界シェア11%)
・人口:6,500万人
・15才以上の人口:5,400万人
・都市部の人口:80%
・GDP:2.4兆ドル(#6)
・GDPに占めるイーコーマスのシェア :2.97%
・平均的な世帯の所得:46,000ドル(40,750ユーロ)
・平均年齢:41.1歳
・言語:フランス語(95%)、ドイツ語(3%)、イタリア語(1%)、アラビア語(1%)
・起業しやすい国の世界ランキング:27位

| インターネット事情

・インターネット利用者人口:4,700万人 (87%)
・スマートフォン普及率 世界ランキング:18位(49%)
・EC(イーコマス)を通じて商品購入経験者:3,600万人 (67%)
・Facebookの利用者人数 :3,300万人

| 小売店の動向

物流インフラ整備も良く、商品発送センターも発達しているため、ヨーロッパ内の国からだけではなく、北米、アジアの間でも、フランスのEC市場は成長性、消費者の需要、さらには地理的にヨーロッパの中央に位置していることから、海外の小売業者はフランスのマーケットは魅力的だと考えられています。

| フランスのEC(イーコマース)市場の展望

2015年のeコマースの売上高は420億ドルを超え、2018年には530億ドルに達すると予測されています。フランスのオンラインの買い物ユーザー数は着実に増加しており、2015年には約3,000万人、2018年には約3200万人に達する予定です。
2015年は、11月と12月だけで年間のeコマース売上の18%が占め、買い物ユーザーは合計145億ドルをオンラインで商品購入していました。

| 越境EC取引(Cross Boarder)動向

フランスの消費者は、他のヨーロッパ諸国と比較して、海外から商品を購入する傾向が高く、平均購入単価が80ドルも高いです。(フランス:249ドル対他のEC諸国169ドル)。特にイタリア・スペインから商品を購入しております。

| その他、決済方法・関税等

フランス人の決済方法の特徴は、クレジットカードとデビットカード(52%)が最も高く、次にWEBオンライン決済(35%)と続きます。
フランスは、ヨーロッパの他国と違い、商品の受け取り方法の特徴として、自宅等への配送ではなく、商品を受け取りに、自ら地元のお店・ピックアップポイントと呼ばれる宅配ロッカー等での商品の受取る割合が高いです。フランスのオンラインユーザーの約48%が、2015年、地元のお店やピックアップポイントで商品の受取を行いました。これは英国(22%)やドイツのユーザーと比較して買い物客(21%)の2倍以上になります。

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