| ブラジル市場規模
ブラジルは、ラテンアメリカで最大のeコマース市場規模で、南米のリーダー的存在です。人口も多く中間層が多いのも特徴です。海外販売・取引を考える際に無視できない存在感を誇るのがブラジルです。
| ブラジル基本情報
・グローバルeコマースランク:9位
・2015年EC取引流通額:200億ドル
・人口:2億400万人
・15才以上の人口:1億5940万人
・都市部の人口:86%
・GDP:$18 億(#9)
・GDPに占めるイーコーマスのシェア :1%
・平均的な世帯の所得:$8,000
・平均年齢:31.1 歳
・言語:Portuguese (98%), Spanish (2%)
・起業しやすい国の世界ランキング:116位
| インターネット事情
・インターネット利用者人口:1億0150万人(64%)
・スマートフォン普及率 世界ランキング:22位(41%)
・EC(イーコマス)を通じて商品購入経験者:3,810万人(23%)
・Facebookの利用者人数 :1億1100万人
| 小売店の動向
2015年のブラジルでは、eコマース取引の約19%以上がモバイルからの商品が購入されています。約110億ドルと予測されています。ホリデーシーズンのブラックフライデーの売上は昨年と比較して38%増加、サイバーマンデーは56%増加しました。ブラックフライデーの平均売上(163ドル)は、サイバーマンデー(123ドル)と比べて40ドルも高い水準でした。
| ブラジルのEC(イーコマース)市場の展望
ブラジルのeコマース市場は、2018年までには40%近増加し、270億ドルを超える予測です。オンラインでの購入者の数は、着実に増加しており、現時点では3,700万以上で、2018年までには4,700万人がオンラインで買い物をすると予測されております。
| 越境EC取引(Cross Boarder)動向
ブラジルでの、オンラインで買い物する人の中で、越境ECで商品購入した経験者は約49%に上ります。海外で購入する理由のトップとして上げるのは、価格が安いことであります。ブラジル人は、海外からの購入先として、第一位は、アメリカ(31%)、中国(29%)です。購入する最も多いカテゴリーは、アパレルとアクセサリー(36%)となっております。
注目すべき特性
分割払い:ブラジルは経済発展を続ける中、多くのユーザーはネット購入での商品の決済方法を分割支払いを選び、eコマース取引の約80%の割合です。
| その他、決済方法・関税等
クレジットカードとデビットカード(75%)と、最も人気のある支払い方法ですが、Boleto Bancárioの支払(WEBマネー決済)は、購入者の約20%が利用しています。
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